自然エネルギーで暮らす新しい住まい、F'リビングのある家 by スタジオ宙
モデルハウスが竣工しました。写真はこちらをご覧ください


伝統的に見る「びお」

昔の日本人は、どうやって涼しさ、暖かさを得ていたのでしょうか。



じつは、「びおハウスF」の仕組みは日本の伝統的な住まいに見ることができます。






















日本の伝統的な住まいには、南側に縁側、土足で使える土間、収納ゾーンがありました。居室は、それらの空気層によって外気から柔らかく隔てられていました。また、その空気層の両側には、障子、ガラス戸、格子戸、雨戸など、様々な役目をもった建具あり、昼と夜、夏と冬、様々な季節や時間に応じて、住人がその建具を開けたり閉めたりしながら温熱環境やプライバシーの調節を行ってきました。これらの「縁」空間は、住まいと社会、自然のを結ぶコミュニケーションゾーンであると同時に、温熱環境を調整するための重要な環境装置でもありました。

今回、この日本の建築にある伝統的な「縁」空間をサンルームとして進化させ、びおハウスFとして提案することにしました。びおハウスFのサンルームは、縁側と土間の良いところを合体さ、さらに進化させたものです。

伝統的な町家のプラン例

居室は、縁側、土間、収納ゾーンなどの「縁」空間に囲まれている。


伝統的な民家のプラン例














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